バリ島で去勢手術

僕知ってるんだ。デワ先生が入り口から入ってきた時から、みんなと違うオーラを感じたんだ！僕その時目がおっきくなってちょっと怖かったんだ！

あの先生に近づくときっと危ないことを本能で察したんだ！だからできるだけ目を合わさないで、できるだけ知らないふりを…

なのに、かーちゃんは！かーちやんは！僕を売ったんだ！！！涙

僕をデワ先生の近くにもっていって、背中を見せて、なんか背中に、首の後ろあたりに感じたんだ！

僕はよくわからずとりあえず先生から遠ざからないと！と窓とカーテンの隙間に逃げたんだ！この場所に隠れればもう大丈夫さ！と静かにしていたんだ！

そしたらあいつがかーちゃんに言ったんだ！

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吐くかもしれないから窓の隙間から床に下して。と。

かーちゃんは僕の味方だからきっとそんなあの野郎の言うことなんか聞くわけないと思っていたのに、

かーちゃんは！かーちゃんは！！涙

あっさり僕を床に下したら、僕は足が、なんか、足がおかしくて、何だろう？力が入らなくなってきて、どした？どしたんだーーーー号泣

あんな薬に負けてたまるかー！って僕はかなり頑張ったんだ！ここで倒れてはいけない！やられてしまう！頑張らないと！！！

かーちゃんーーーー！って叫びたくても声も出ず、あっさり僕はまな板の鯉になってしまったんだー涙

僕は動けなかったけどちゃんと覚えてるよ！僕の大事な男性ホルモンに何度もあいつは痛みを刺した！
最後の力を振り絞って、キックしたかったけど、うまく動けず、でも僕なりに頑張ったんだ！

かーちゃんはずーっと僕の頭を撫でてくれていて、僕はあいつのやってることをしっかりと見てやろうと瞬きしないで踏ん張っていたら、かーちゃんが
「チョッパー、目が乾くからー。」って心配してくれたんだ！！

心配してくれたなら、なんでかーちゃん、僕を売ったんだよ！涙

僕の男性ホルモンはものの10分で僕からさよならしたんだ。グスン。

僕は僕は…これからどーなってしまうんだ！涙

お薬をつけて縫われたんだ。抜歯しなくていい糸を使ってくれたんだ。

僕の自由がまだ覚めてない時に、かーちゃんはあいつに僕の大嫌いな爪切りを渡したのを見たんだ。

かーちゃん…なんで僕の辛いことばかりあいつにやらせるんだ！涙

僕の自由が戻る注射をあいつが打った。そしたらゆっくりだけど足が動くようになり、少し瞬きもできるようになってきたんだ。

かーちゃんは僕に優しく触ってくれるのに、

あいつは！
あの野郎は！

僕のヒゲを引っ張ったり、口の中をチェックしたり、手先をグイグイと引っ張って僕の体を麻痺から起こそうとするんだ！
僕すごく嫌だったんだよ！あいつに触られるの！

僕は動きたくても動けずみんなが見守ってくれてたのに、あいつはいろんなところを触りやがって！！涙

ヨロヨロだったけど、あいつから少しでも遠くに行きたいから歩いては休んで歩いては休んだ。
体が斜めって座ってるのは、僕も必死にここまで歩いてきたんだ！

みんなが僕を褒めてくれたんだ！よく頑張ったね！本当に頑張ったね！って。
だから僕は普通を装ったんだ。

僕は強い子だからこんなの平気さ！って普通にご褒美のちゅーるをもらったんだ。
本当は少しぼーっとしていたんだけど、いっぱい褒められたから、もう僕大丈夫だよ♪って態度したんだ！

お祝いの乾杯をして

僕はひっそりとトイレで2度ほどゲボしたんだ。
僕もプライドがあるからね。みんなの前で粗相は出来ない。

僕は去年の3月かーちゃんがお迎えをしてくれた時から呼吸が荒かったんだ。
僕も小さい時の事はよく覚えてないんだけど、後ろ足もびっこ引いていたし、前足は擦りむいて毛がごっそりなくなっていたんだ。

僕の呼吸はそれから荒いままで、でも普通に生活はできるんだよ。沢山遊ぶし、沢山ご飯も食べるんだよ。
いっぱい遊んでハーハーしてしまう時は僕は自分で長い休憩をして呼吸を安定させるんだ。
僕の呼吸が荒いからみんな麻酔の眠りから覚めないかもしれないかと心配してくれたんだけど。
僕はちゃんと僕の事を知ってるからやられている時もちゃんとゆっくり呼吸をしていたんだ。

僕は偉い子に手術も頑張ったからこれから大きなご褒美が来るらしんだ！
僕はそれがとっても楽しみなんだ！！

さおりかーちゃんもブログで去勢手術の事を書いてます→ここ
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