10日前の12月5日夜に、ゆうじさんがうるさくなりました。
ネズミか何かだなーと気にせず過ごしていたら
少し騒がしいあとで
ファーーーッ!
やばい、猫だ!
彼が入口の方を見た瞬間に尋常じゃない声をあげました!
私からはゆうじさんたちが見えず、
どしたの?
とりあえずほうきを持参で外に出た。
何、横たわってるの!猫?死んだの?どーするの?
とりあえず犬たちの大興奮を見る限り間違いなくゆうじさんがやっつけたであろう
まんじゅは周りにいるだけ。あいつは勇気がないからこんなことにまではならない
ゆうじさんの鳴き声と彼の「早くなんとかして!」で、とりあえず私は洗濯用のバケツにタオルを敷いて、横たわってる猫をバケツに入れた
息はしてる。でも動かない。横たわったまま。
うにの水入れに牛乳を入れてバケツに入れた。
で、彼がその牛乳を自分の指につけて猫の口元に持っていった瞬間
猫がガブリ!と。
指から流血!
あああああああ!!!!!
ここはバリ島。
瞬時に頭には「狂犬病!」浮かびました。
時計を見ると20時前。
病院行った方がいいよ!と彼に言う。
犬じゃないから大丈夫じゃないか?とのんきなことを言う。
狂犬病100%人間死ぬよ。今ならワクチン打てば免疫出来るよ。死ぬかワクチン打つか!
バイク運転出来る?私が運転しようか?
大丈夫、一人で行ける!
さっき、彼が尋常じゃない声を出した時のゆうじさんは猫を咥えて振り回していたそうだ。彼がゆうじさんを叩いても叩いても猫は離さず
何度も振り回していたそうだ。
多分それで猫が気絶したと思う。
それを私が死んだと勘違いした。電気がついてない所での出来事だったのではじめ猫なのか大きなネズミなのかもわからなかった
ほうきのぼっこの方で何度もゆうじさんを叩いて猫が解放されたのだ。
病院に行った彼はものすごく早く戻ってきた。
もうワクチン終わの?早いね!
ワクチンないって!
え、じゃ違う病院探さないとならないよ!24時間以内に打たないとならないから。
やる気のない彼。ここで狂犬病で死なれては困る私。
日本語が通じるタケノコ病院に電話をして確認をした。
タケノコ病院でもワクチンの在庫がないらしく今バリ島全体的にワクチンが品薄らしい。
慌てて、彼に伝え、
彼が弟に電話をした。
多分ここならあるから行け!前に友達がここでワクチン打ってもらったからと!
家からかなり走ったね。病院の入口はいると左側の空いたスペースに簡易のベットがきれいに6つ並び患者が点滴をしてる。
反対側の開いたスペースにも簡易のベットに患者が具合悪そうに寝てる。
何これ?
ベット置くスペースがもうないからこんなところまで置くの?それにしてもこんな入り口ドアもないし風バンバン入ってるところで点滴とか?笑
すごいな!
そして彼はここでかなり待たされて診察室ではない廊下でワクチンを打たれたそうだ。(まじか!)
それも看護師に「噛んだ猫は元気なのか?」と質問されたから「元気だったはず」と言ったら、「元気なら狂犬病になってないと思うから様子を見るか?」と言われたそうだ。
やめてくれ!様子をみるとか!!
万が一の予防の為に来てるのに、何が様子見だ!彼もよくそこで反撃したと思う。
ローカルだから「じゃ、様子見をします」と言うんじゃないかと思った!(私は病院の外にいた。病院の中に入るとなんか変なもの移りそうな気がしたので入らず)
これが全部で4本打つワクチン。まず初めに両肩に1本ずつ打つ。1週間後もう1本。その時に確認されたらしい
噛んだ猫は元気か?と。笑
今のところ元気だ。と答えたら、その猫が継続的に元気なら最後の4本目は必要ないと言われたそうだ。
まじ?それでいいの?
とりあえず彼は現在合計3本を打った。
インドネシアの保険(BPJS)に入っていたのですべて無料だった。
↑死にかけの猫だった。とりあえずゆうじさんたちのおやつを牛乳でひたひたにして置いて、救急病院から帰宅したら牛乳だけ飲んでいた。その隙間にコンビニで
買ってきて子猫用のウエットを入れて、私の部屋を猫部屋にした。
バリヒンズー。猫は聖なるものらしく庭で万が一、死んででもしたら色んなことをやらないとならないらしい。
これが元気な猫なら隣に放置だったが、自分の飼い犬がやっつけてしまった申し訳ないこともあり回復するまで面倒をみることにした。彼が決めた。
猫が来た翌日から毎日ものすごく忙しい日がスタートしたのだ。
私の人生で猫とは接点がないと思っていた。犬は好きだが猫は間違っても飼ったりしないと思っていた。なので猫に牛乳をやってはいけないという常識を知らなかったのだ
コメント
コメント一覧 (2件)
おおお。。。ついにテロテロさんも猫友だあ☆ ←www
どうなんでしょうか?私的にかなり複雑なんですが…