スポンサーリンク
オーナー様からこんな感じで作ってくださいと託されました。
1、白人の男性用に直接肌に石けんをつけて体を洗うので粗挽きのコーヒーの粉をふんだんに入れてスクラブになるように!そして石けんが溶けにくく!
2、女性用に優しい洗いあがりになるように!
私のほうで2種類のご希望を勝手に3種類作りました。使ってみて違いがわかるようにと、そしてよかったほうの1種類を今後作るようにしようかと。
試作の段階でご希望数だけ購入してもらおうと思っておりましたが、快く全部購入してくださって感謝です。
その後、完売したということで、2回目のオーダーを頂きました。
ちょっとここでも私なりにアレンジを入れております。
オーナー様のご希望通りのオイルとオプションを入れて、さらに保湿を強化するものはオリーブオイルを10%くわえております。
オリーブオイルは日本で買うほうが断然安いです。
バリ島でオリーブオイルを手作り品の店で探すとパモスしかありません(オリーブオイルはランクがあり1番上がエクストラバージンオイルで1番下がパモスです)
スーパーでオリーブオイルを探すととんでもない高価な物しかないため(外人用で売られている。ローカルはオリーブオイルを食さない)
オイルは日本から買ってきてます。石けん用と食用は同じものを使ってます。
コーヒーの香りを付けたいと言うご要望も頂いたのですが、付けれないわけではありません。
香りには2種類あり、合成香料と天然香料です。合成香料は科学的に作られてものであり、天然香料は溶剤を使って取らない限り本当の100%天然のものです。
せっかくのすべて口に入れても安全な素材で作った石けん達に最後に合成香料で香りを付けることは私がやりたくない工程の1つです。
合成香料は口にできません。もちろん香りだけのために楽しむものなのですが…
とても敏感肌の人はこの合成香料だけでも肌が反応します。痒くなったり湿疹が出たりと。
コーヒーの天然香料(精油)はバリ島で探したんですがありません。あっても高いし質もよくないことでしょう。日本だとこのくらいのお値段です→ここ
8個の石けんに香りを付けるため10mlの精油をくわえます。計算すると1個当たりの香りの原価は270円になります。水蒸気蒸留法で採取された精油が1番です。精油って高いんです。笑
これが合成香料だと10mlも使わないでしっかりと香りがつきます。そして香りは長持ちです。安価でもあります。
オーナー様が毎回ひきたてのコーヒーの粉と、水出しコーヒー水とコーヒーシロップをご準備してくれます。
コーヒーの粉は前回使った余りを私がジップロックに空気を抜いて冷凍庫に保管していたものがあったので、それを使いますか?と聞きましたが
「コーヒーの香りが抜けているので、新しいもので作ってください」と香りが広く漂う新しいものを頂きました。
オーダー品は↑このようにただの紙に包んでのお渡しです。その後、お店のほうで素敵な包装をされて店頭に並んでおります。
なかなか、お店に並んでるだけだとその石けんの物語までわかりませんよね。それに携わった人のこだわりとか気持ちとか伝わりませんよね。
ぜひお店に足を運んでKOOPさんのコーヒーやサンドイッチを召し上がってください。
説明をされなくても伝わるものが大きいです。
そして私もそれに負けないような石けんを作ってみました。
バリ島スミニャック地区にあるTHE KOOPさん→ここ
↑このようなポップな感じの包装で販売しております♪
↑前回のコーヒー粉の余りは今後もオーダー品の石けんには使わなれないとのことなので、私がいつも作ってる廃油石けん(キッチンソープやゆうじさんたちの洗濯で使ってる)に混ぜてみた。コーヒーの粉は消臭効果があります。
スポンサーリンク
コメント